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日経平均株価指数大幅安、大型連休ゴールデンウィーク前のリスクオフか


日経平均株価指数チャート
(出典:http://www.nikkei.com/markets/chart/)

日経平均株価指数が大幅安

2016年4月27日、日経平均株価指数は前日比-62.79(-0.36%)の17290.49と、3営業日連続で続落し、昨日に引き続き大幅安という結果となりました。これまでの15500からの継続的な株価上昇により、本日までで多くの銘柄に渡って利益確定売り+大型連休前のリスクオフが発生したと思われます。さらに、今晩のNY市場では、米アップルの株価動向とFOMCの結果発表などが控えており、それに先立ってリスクオフとして多くの売り注文が相次いだと考えられます。特に、東証マザーズや東証ジャスダックのような新興市場においては、これまで大きく株価を上げてきたバイオ関連銘柄をはじめとして、多くの銘柄で大きく売られています。日経平均株価指数と連動するような銘柄も数多く見受けられました。明日の相場も本日と同様に下げ基調、あるいは横横の展開となると予想されます。しかし、もちろん懸念材料の一つである、上記の米アップルの株価動向やFOMCの結果発表によっては買い戻しの動きも考えるため、その時々の状況に合わせてフットワークの軽い売買が求められそうですね。少なくとも日経平均株価指数が上がったらラッキーというくらいの心構えのほうが心理的には良いかなと思います。

ゴールデンウィーク前後の相場

日経平均株価指数は、例年の大型連休の一つであるゴールデンウィーク前後は、株価は下がる傾向にあります。もちろん、世界的に見るとNY市場や上海市場はお休みではないので、特に今年2016年のような世界情勢があまり明るくはない場合には、株式の保有期間をなるべく短くしたいという投資家心理がはたらくことになります。ましてや、ゴールデンウィークのような大型連休中は、株式の売買そのものができなくなるため、その投資家心理はより一層大きくなるとも考えられます。今月4月の相場も残すところ、明日のわずか1営業日となりましたが、多くの投資家がいま保有している株式をそのままキープしておくか一度手放すかを悩んでいることと思います。

追記(2016年4月28日):

2016年4月28日、ゴールデンウィーク前日の本日、日経平均株価指数は、日銀の金融緩和見送りを受けて大きく暴落し、前日比-624.44(-3.61%)となる16666.05で大引けを迎えました。日銀の金融緩和期待のためか、前場では17500の大台を超え、高値17572.27をつけるなど、日経平均株価が回復したかのように思える展開を見せました。しかし、本日昼頃に金融緩和見送りが発表されたことにより、投資家の失望売りをよび、その売りが新たな売りをよぶように、17000台を上から下へ簡単に通過しました。ゴールデンウィークという大型連休を挟むことで、その後の株価がどのように推移するのか予想が難しいですが、何事もなかったかのように17000台まで戻してほしいですね。

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