株式空模様注目銘柄 [2016年6月12日号] | VR関連がアツイ！CRIMW、シリコンスタジオほか

今週号はAR/VR関連の注目銘柄！

今週の株式空模様注目銘柄は、テーマ株であるAR/VR関連銘柄を取り上げたいと思います。なぜこれらの関連銘柄を取り上げるのかといいますと、アメリカ・ロサンゼルスで開催される北米最大規模のゲーム見本市『Electronic Entertainment Expo (E3) 2016』の開催がもう目の前に迫っているからです。ちなみに、その『E3 2016』の開催日は現地時間2016年6月14日-16日です。その場での新情報発表の期待もあるためなのか、いままさに動意付いているAR/VR関連銘柄がいくつかありますので、それらについてまとめています。

なお、今年2016年は『VR元年』ともいわれています。今後の成長産業の一つになる可能性は十分にあると思いますので、今後もやはり長い目でも見ていきたいですね。『VR元年』、VRのもたらす市場規模については、以下の記事も併せてご覧ください。

VR元年！注目のAR/VR関連銘柄はコレだ！

著者が注目しているAR/VR関連銘柄は、以下の3銘柄です。それは、『CRI・ミドルウェア[3698]』(VR関連)、『シリコンスタジオ[3907]』(VR関連)と『サン電子[6736]』(AR関連)です。この記事では、それぞれの銘柄についての簡単な概要のみを記載していますので、もし興味があればご自身で調べてみてください。また、そのほかにも有力な関連銘柄も多いです。

なお、『CRI・ミドルウェア[3698]』と『シリコンスタジオ[3907]』は、いままさに株価が暴騰している最中なので、もしもこれらの銘柄の購入を検討している場合には、かなり慎重になったほうが良いかもしれませんね。『E3』が開催されたときや『E3』開催後の値動きは、いまとは全く異なる可能性も十分にありますので。しかしながら、やはり機を逃さないためにも、日常的にこれらの銘柄の監視はしておくに越したことはないでしょう。

CRI・ミドルウェア

【CRI・ミドルウェア日足(2015/06/10 – 2016/06/10)】

『CRI・ミドルウェア[3698]』(VR関連)は、『プレイステーションVR』をはじめとしたVRデバイス向けに、没入感や臨場感を高める動画・音声再生機能をSDKとして提供しています。また、『CRI・ミドルウェア[3698]』には、『プレイステーション』向けに多くのミドルウェアを提供していることもあり、世界的大ヒットとなった『プレイステーション2』を遥かに超えるスピードで普及している『プレイステーション4』のことを考えても、今後も期待の持てる銘柄ではないでしょうか？なお、2016年6月12日現在において、時価総額は20,591(百万)円、株価は4,450円です。年初来高値を引き続き更新中です。

【CRI・ミドルウェアの財務指標など (※2016年6月12日現在)】

証券コード	3698
銘柄	CRI・ミドルウェア
市場	東証マザーズ
時価総額(百万円)	20,591
株価(円)	4,450
PER(倍)	(連)89.74
PBR(倍)	(連)14.62

【特色】ゲーム開発や遊技機向けミドルウエアが主力。海外や動画配信・広告など新分野開拓に注力中
【連結事業】ゲーム分野58、遊技機分野30、新規分野12 <15・9> (引用元；会社四季報ONLINE | CRI・ミドルウェア[3698])

シリコンスタジオ

【シリコンスタジオ日足(2015/06/10 – 2016/06/10)】

『シリコンスタジオ[3907]』(VR関連)も、上記の『CRI・ミドルウェア[3698]』と同様に、ゲーム向けにミドルウェアを提供しています。『シリコンスタジオ[3907]』は、3DCG技術を得意としており、VR分野においてもその技術基盤のミドルウェアを提供します。2016年3月開催の世界最大規模のゲーム開発者会議『GDC2016』において、『シリコンスタジオ[3907]』はリアルタイムレンダリングエンジン『Mizuchi』のVR用技術デモも披露。まさに実写ともいえるCGのクオリティに世界的にも好評を得ています。また、ミドルウェアの提供だけでなく、自社でもゲーム開発を手掛けています。2016年6月12日現在において、時価総額は17,146(百万)円、株価は6,890円です。年初来高値を引き続き更新中かつストップ高となっています。

【シリコンスタジオの財務指標など (※2016年6月12日現在)】

証券コード	3907
銘柄	シリコンスタジオ
市場	東証マザーズ
時価総額(百万円)	17,146
株価(円)	6,890
PER(倍)	(連)113.72
PBR(倍)	(連)5.48

【特色】３ＤＣＧ技術基盤のゲーム用ミドルウエアが主力。開発受託、人材派遣に加え自社ゲーム開発
【連結事業】開発推進・支援42(27)、コンテンツ47(12)、人材11(31)【海外】23 <15・11>(引用元；会社四季報ONLINE | シリコンスタジオ[3907])

サン電子

【サン電子日足(2015/06/10 – 2016/06/10)】

『サン電子[6736]』(AR関連)は、本ブログでも過去に取り上げたことのある、もはやお馴染み？の銘柄です。『サン電子[6736]』は、VR/AR関連のなかでも、AR関連に属する銘柄。昨年2015年10月には、業務効率化を図る企業向けの製品『Ace Real (エースリアル)』の開発着手が明らかにされました。『サン電子[6736]』は、出資先の『Infinity AR』と業務提携先の『Lumus』と開発に取り掛かっています。なお、2016年6月12日現在において、時価総額は18,667百万)円、株価は831円です。

【サン電子の財務指標など (※2016年6月12日現在)】

証券コード	6736
銘柄	サン電子
市場	東証JQS
時価総額(百万円)	18,667
株価(円)	831
PER(倍)	(連)74.46
PBR(倍)	(連)1.23

【特色】パチンコから情報・通信分野に軸足をシフト。モバイル関連ビジネスが新たな成長柱に
【連結事業】遊技台部品34(14)、ホールシステム11(-24)、モバイルデータソリューション50(21)、他5(-9)【海外】49 <15・3>(引用元；会社四季報ONLINE | サン電子[6736])

そのほかの関連銘柄

これら3銘柄のほかには、これまで本ブログでも何度か取り上げてきた『サイバネットシステム[4312]』(AR関連)。この『サイバネットシステム[4312]』は、いま現在三角持ち合いの状態にあり、どちらに大きく振れるのかが注目される銘柄です。個人的には、この『サイバネットシステム[4312]』も併せて監視しておきたいですね。

また、著者が注目している、あるいは多くの投資家が注目しているであろう、新興市場の銘柄は、以下を参考にしてください。もちろん今回取り上げているAR/VR関連においても、著者が注目している銘柄も載せています。なお、以下の『人気テーマ関連銘柄一覧』は、メンテナンスのため、予告なく内容の追加・修正を行うことがあります。

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株式空模様注目銘柄とは
著者の独断と偏見で注目銘柄をピックアップするコーナーです。いつもブログは堅苦しく書いていることが多いので、このコーナーでは、結構ゆるーく書いています。銘柄を知る機会にぜひ利用してもらえればと思います。なお、この株式空模様注目銘柄は、毎週不定期に配信していますが、ご興味のある人はぜひ購読してもらえると嬉しいです。バックナンバーは以下をご覧ください。⇒ 株式空模様注目銘柄 | ネットニュースJP.com

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