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大企業勤務経験者が語る!就活時こそ考えたい大企業で働くメリットとデメリットとは!?


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大企業と就活の関係性

大企業で働きたい!が大多数

皆さん、就活は順調に進んでいますかー?おそらく「大企業で働きたい!」と思っている就活生も多いことでしょう。国内学生の19.0%が業界トップ企業を中心に就活しており、24.8%が大手企業(従業員1,000人以上)を中心に就活していることから(参考文献:中小企業白書2015)、大企業に勤めたいと思うことは、データ的にも自然なこととも言えるかもしれないですね。ちなみに、外国人留学生のほうが、その気持ちは大きいようですね。


就活
(出典:中小企業白書2015)

現在、自分は一般的には大企業とよばれる企業(Wikipediaによると従業員数10万人以上)でシステムエンジニアとして働いていますが、自分もかつて同じように思っていてさまざまな業界で、そしてさまざまな職種で大企業を何社も受けていたものです。当時の自分にとって大企業とは大きな憧れであり、大企業に勤めることこそが目標になっていたと言っても過言ではないかもしれません。

就活は、人生の分かれ道


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やはり、就活は人生においてとても重要なイベントの一つであると思いますし、就活が終わって実際に社会人として働いてみてもそれは強く感じます。なぜならば、

それが人生の大きな分かれ道

だからですよ。規模・業界・職種、どれをとっても重要な選択であることに違いはありません。自分は上記のようにシステムエンジニアとして働いていますが、もう営業担当にもマーケティング担当にもコンサルタントにもなれないのです。やり方はありますが、普通はなれないですよ。自分も就活のときに感じていたことや実際に働いてみて感じたことの備忘録として、ここに記事としてまとめていきたいと思いますので、皆さんのこれからの就活の参考にできる点があれば嬉しいです。ぜひ参考にしてもらえればと思います。

皆さんは、『大企業のメリット』や『大企業のデメリット』をこれまで真剣に考えたことはありますか?この記事『大企業勤務経験者が語る!大企業で働くメリット・デメリットとは!?』では、自分が大企業で実際に働いてみて肌で感じた『大企業のメリット』と『大企業のデメリット』をそれぞれ3つずつ挙げています。これらの『大企業のメリット』や『大企業のデメリット』において、自分が就活をしていたときとの大企業のイメージに対するギャップがある場合には、そのことも併せて記載しています。

※ ここでいう大企業とは、東証一部に上場しており、その企業名を誰でも知っているような企業のことをいっています。会社法の定義『資本金の額5億円以上または負債総額200億円以上』ではありませんので、その点はあらかじめご了承ください。

大企業のメリット

『大企業のメリット』は、やはり【1】安定している、【2】福利厚生・給料が良い、【3】転職がしやすい、の3つです。おそらくこれらの『大企業のメリット』は、多くの人が想像しているものに近いと思いますし、自分もこれらのメリットに対して、就活のときに抱いていたイメージと実際に働いてみて感じたこととの間に大きなギャップはないです。大企業での福利厚生や研修制度など、働くため・勉強するための環境は、中小企業のそれに比べて、かなり整備されていると思います。その点は、やはり中小企業やベンチャー企業よりも圧倒的に優れていると思います。

【1】 安定している

『大企業のメリット』として、第一に挙げたいものは、言うまでもなく安定しているということです。よほど運が悪くない限り、おそらく勤め先の大企業が倒産する可能性は少ないでしょう。その企業の業界によっては、存続の危機に立たされやすいところもなくはないのですが、大企業は全体的に安定しているといえるでしょう。このことは、将来安定な企業を望む人ならば、大きなメリットになると思います。

【2】 福利厚生・給料が良い

『大企業のメリット』として、次に挙げたいのは、福利厚生が充実していたり、給料が良かったりすることです。残業時にはしっかりと残業代が支払われたり、ボーナスが高かったりすることもメリットですね。また、大企業には

完全週休2日制の企業も

少なくはなく、仕事をするうえでは、このことはやはり大きなメリットであると思います。自分が現在働いている企業は、福利厚生は正直あまり良くないですが(というか全くない!)、その分給料に回してくれているかんじです。それでも、やはり全くないよりは、十分にメリットといえるレベルでしょう。なお、以下の記事は、いわゆる高収入な企業のランキングを一覧としてまとめていますが、そのほとんどの企業が大企業であることがわかると思います。

高年収の企業ランキング2015
最も高収入なのは、どの企業? 皆さんは、いま勤めている企業、もしくはこれから勤めたいと思っている企業の年収には満足していますか?生活するのに必...

【3】 転職がしやすい

大企業の大きなメリットが、他に比べると圧倒的に転職がしやすいということでしょう。これは職種にもよってきますが、どこでも必要とされるような職種であるならば、問題なく転職できると思います。まず中小企業やベンチャー企業に勤めると、その職場でよほどの実績がなければ、大企業へ転職することは難しいでしょう。

そもそも中途採用をしていない大企業も少なくはありません。

実際には、大企業に勤めている人で転職をする人は一部でしかありません(みんな安定を求めている?)が、やはり転職がしやすいというのは、万が一のときのための武器になりますよね。この点は、自分がもっともメリットに感じている部分です。実際、某大手電機メーカーの大幅リストラで技術者が大量に流出したときには、数多くの企業が、中途採用枠・経験者採用枠を一時的に大きくした経緯があります。これは、多くの企業にとっては、某大手電機メーカーの大幅リストラはまたとないチャンスであり、大企業に勤める技術者の確保を目的としたものに他なりません。

大企業のデメリット

『大企業のデメリット』は、【1】仕事の幅が狭い、【2】役職に就きづらい、【3】刺激が少ない、の3つです。やはり、

メリットがあればデメリットがあるもの

です。おそらくこれらのデメリットは大企業に抱いているイメージと異なるものもあるかもしれません。ここに挙げた3つのデメリット全体にいえることは、大きな企業だからこそ、社員のトップダウンがしっかりしていて、業務の役割分担ができあがっていることです。

【1】 仕事の幅が狭い

第一にデメリットとして感じるのは、基本的にいつも同じような仕事ばかりなことです。仕事そのものはひじょうに専門的になり、「このことならこの人、あのことならあの人」ということになりかねません(エンジニア職)。幅があるとすれば、チームの一員としてではなく、チームリーダーになったり、チーム責任者になったりすることですが、大きく仕事は変わりません。いろいろなことを経験したいと思う人には、少し窮屈な環境であり、デメリットと感じてしまうかもしれません。

【2】 役職に就きづらい

【2】 役職に就きづらいそして、意外な事実が2つ目のデメリットです。これは、自分が就活していたときのイメージと全く違いました。大企業では、40歳、50歳でも、いわゆる平社員といわれる役職のない・肩書のない社員はひじょうに多いです。係長や課長になれずに定年を迎えて退職する人もいます。

つまり、万年平社員がいるわけです。

現場でずっと働き続けたいという人もいると思いますが、役職に就くことを一つの目標にして仕事を頑張る人には厳しい環境かもしれません。その分、役職に就いた時の達成感はあるかもしれませんが、キャリアアップの機会がひじょうに乏しい点は、デメリットな部分であることは言うまでもありません。

【3】 刺激が少ない

3つ目の『大企業のデメリット』は、前述の『仕事の幅が狭い』ことに少し関係することかもしれませんが、大企業はひじょうに刺激が少ないです。大企業だからこそ、実施する事業については、世の中の評判を気にする傾向があり、身動きがとりづらいことも多いです。これは、ヘタをすると自分のブランドを傷つけることになるためです。自ら新しいことにチャレンジしていきたい、自分でどんどん提案・実行していきたいと考えている人には、大企業の企業風土は少し刺激の足りない環境の可能性が高いです。このことは、デメリット以外の何者でもないでしょう。

まとめ

いかがでしょうか。大企業に勤めるにも、やはりここに挙げたようなメリットやデメリットがあります。メリットとデメリットは、やはりトレードオフの関係にあることが多く、就活においても何を重視するかが大きなポイントになると思います。就活中は、エントリーシートや面接だけでなく、業界や職種、もしくは自分自身のことについて、いろいろなことを考えて整理していかなければならないため、時間に追われてしまいがちですが、このように企業規模という観点で考えてみるのも、企業を考えるうえで良い方法かもしれません。最後に、上記で触れてきた『大企業のメリット』と『大企業のデメリット』を一覧にしてみました。

【大企業のメリット】
メリット【1】 安定している
メリット【2】 福利厚生・給料が良い
メリット【3】 転職がしやすい
【大企業のデメリット】
デメリット【1】 仕事の幅が狭い
デメリット【2】 役職に就きづらい
デメリット【3】 刺激が少ない
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