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世界銀行『ビジネス環境ランキング2016』を発表!日本は34位にランクイン


出典:[zephylwer0] https://pixabay.com/

ビジネス環境ランキングとは!?

2015年11月6日、世界銀行が毎年発表している『ビジネス環境ランキング2016』の内容が明らかとなりました。この『ビジネス環境ランキング2016』は、世界約190カ国・地域におけるビジネスのしやすさをランキングにしたものです。同ランキングでは、『電力事情』や『税金支払』などをはじめとした、以下の全10項目に基づいて分析しています。

  • 起業
  • 建設許可
  • 電力事情
  • 不動産登記
  • 資金調達
  • 少数株主保護
  • 税金支払
  • 海外貿易
  • 契約執行
  • 破綻処理

日本と海外の現状について

この『ビジネス環境ランキング2016』によると、日本は34位であり、昨年に比べて順位を4つ下げたことになります。安倍政権は、『ビジネス環境ランキング』で「2020年までに先進国で3位」になることを掲げていますが、その目標から少し遠のいた結果となっています。日本は、『破綻処理』(項目10番目)の手続きにおいて、高い評価(第2位)を得る一方で、『税金支払』(項目7番目)が昨年から改善が見られない、納税手続きに時間がかかるなどと低い評価(第121位)を受けています。

一方、海外の国々では、シンガポールが昨年に続き、第1位を獲得しています。また、昨年に続き、ニュージーランド、デンマーク、と続いています。日本と関係の深い国としては、韓国が第4位と上位にランクイン。米国は第7位、中国は第84位にランクインしています。デンマークやスウェーデン、ノルウェーなどは、世界の幸福度ランキングでもいつも上位にランクインしていますよね。少なからずこのビジネス環境とも関連がありそうですね。

来年は、安倍政権の目指す「2020年までに先進国で3位」に近づくことはできるのでしょうか?少なくとも一段の改革を迫られることは必須となりそうです。また、他の国々も順位をキープすることができるのか、来年の『ビジネス環境ランキング』の調査結果が楽しみです。

順位 国・地域 昨年比
1 シンガポール
2 ニュージーランド
3 デンマーク
4 韓国
5 香港
6 英国
7 米国
8 スウェーデン
9 ノルウェー
10 フィンランド

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