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パナソニック2015年度第2四半期決算を発表!株価は一時上昇

2015年10月29日、パナソニックは、2015年度における第2四半期の決算を発表しました。今期の売上高が前年同期比101%である3兆7604億円とほぼ横ばいなのに対して、税引き後純利益が前年同期比138%である1138億円と大幅な増益となっています。パナソニックによると、この増益は「事業の撤退・縮小による収益の改善、構造改革による事業構成の良化、高付加価値商品へのシフトなどが寄与しています」(引用元:2015年度 第2四半期 連結決算概要|経営成績及び財政状態)としています。

セグメント別では、『AVCネットワークス』が大きく利益に貢献しており、営業利益が前年同期比810%である、319億円を計上しています。『AVCネットワークス』とは、デジタル・イメージング事業やセキュリティシステム事業などのことを指しています(参照元:パナソニック|AVCネットワークス社)。そのほかのセグメントでは、テレビをはじめとした『アプライアンス』が営業利益前年同期比109%の435億円、太陽光発電などを扱う『エコソリューションズ』が営業利益前年同期比73%の304億円、液晶パネルなどの『オートモーティブ&インダストリアルシステムズ』が営業利益前年同期比105%の611億円となっています。4セグメントでは、『エコソリューションズ』を除くすべてのセグメントが増益となっており、堅調に推移していることがわかります。

一方で、パナソニックの株価は、2015年度第2四半期の決算を受けて、翌日に前日比2.0%を超える場面もみられましたが、前日比1.0%に届かずに着地。2015年11月2日には、前日比-2.51%で取引を終えました。一時は、パナソニックの株価は上昇をみせましたが、その反動からか株価は下落しました。今後パナソニックはかつてのパナソニックの力強さをみせてくれるのか、また、パナソニックの株価は2013年のV字回復からそのまま全盛期の株価まで上昇を続けることができるのか、注目が集まります。

パナソニック|2015年度 第2四半期 連結決算概要:http://news.panasonic.com/press/news/data/2015/10/jn151029-5/jn151029-5.html

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