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日本郵政が9月中間連結決算を発表(2015年11月13日)

2015年11月13日、『日本郵政グループ』が、2015年9月中間連結決算を発表しました。その発表によると、『日本郵政グループ』全体で、中間純利益が2133億円であり、前年同期比が-1.7%、上期としては3期連続の減益のようです。通期見通しとしては、純利益を3400億円と見込んでいます。『日本郵政グループ』には、『日本郵政』の子会社として、『日本郵便』『ゆうちょ銀行』『かんぽ生命保険』の3社があります。各グループ会社の中間純利益は、『日本郵便』が-125億円、『ゆうちょ銀行』が1715億円、『かんぽ生命保険』が485億円となっており、『ゆうちょ銀行』がもっとも利益を押し上げている格好です。

『日本郵政グループ』は、2015年9月中間連結決算について、「通期見通しに対して、堅調に進捗」「下期は今期の経営目標を着実に達成するための取組を推進するとともに、今後の持続的な成長と企業価値向上のための経営基盤の確立・強化に取り組む」(引用元:http://www.japanpost.jp/ir/library/earnings/)としています。『日本郵便』では、マイナンバー郵便物の送付や年賀状・お歳暮の送付をはじめとした年末繁忙期の収益増が見込めるため、そのことが利益の押し上げ要因になる可能性はあります。また、『ゆうちょ銀行』では、上期において貯金残高が前年同期比8154億円減の177兆1310億円となったことから、下期では挽回を目指したいところです。『かんぽ生命保険』では、上期における保有契約高の減少などに対して、短期払養老保険の販売や終身保険の加入年齢引上げなどにより、「新契約の拡大に引き続き取り組む」姿勢を見せています。

なお、『日本郵政グループ』である、『日本郵政』『ゆうちょ銀行』『かんぽ生命保険』の3社は、同年11月4日に東証一部に上場したばかりです。本日11月13日の終値は、『日本郵政』が1896円(前日比+1.94%)、『ゆうちょ銀行』が1785円(前日比+0.28%)、『かんぽ生命保険』が3575円(前日比-2.05%)となっており、2015年9月中間連結決算の結果に対して慎重な姿勢がうかがえます。決算期になると、保有株を持ち越すか、一度手放すかを悩む投資家も多いと思います。皆さんは、『日本郵政グループ』の株を現在もっていますか?上場後初となる2015年9月中間連結決算の結果を受けて、『日本郵政グループ』各社の株価にはどのように影響してくるのでしょうか?早ければ来週月曜日にその結果がわかることでしょう。

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