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シャープ株価は今後どのように推移するのか?

2015年、再び経営危機に陥るシャープ株式会社。2015年10月20日本日、シャープの株価は、前日比-3円(-2.16%)の136円で取引を終えました。その株価は、直近の底値である132円に徐々に迫り、2年前に底となった株価にも近づきつつある状況です。株価チャートは、長期的にみて、その傾斜は少し緩やかになってきてはいるものの、トレンドは下向きであることには変わりはなさそうです。しかし、今後何が起こるのかわからないシャープの株価は、もはや株価チャートをみても仕方のないことなのかもしれません。なお、以下のチャートは、これまで過去30年のシャープの株価の推移を示したものです。


[チャート]シャープ

2015年10月16日、シャープの2016年3月期の営業利益が、これまでの予想であった800億円の半額である400億円となる見通しであることがわかりました。さらに「中小型液晶パネル市況の低迷など厳しい環境が続いており、第2四半期累計期間及び 通期の連結業績については当初見込みを下回る見通しですが、現在、第2四半期累計期間の業績を集計中であり、公表できる段階にはありません」ともコメントしていることもあり、次回発表される決算が株価にどのような影響を与えるかがひじょうに興味深いです。すでに業績は株価に織り込み済みとの見方もあるようですが、果たしてどのような値動きになるのでしょうか?

なお、2015年6月のシャープ定時株主総会において、株主から「株価が320円のときに株を買ったが、いまは160円程度だ」などの怒りの声は多く、一方で「シャープの技術力は買っている。何とかして復活して欲しい。強かったシャープが戻ってくれれば…」などのエールの声もあったようです。かつて一世を風靡したシャープが復活することを願ってやみません。

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