皆さんは、ローソク足をご存知ですか?FXや株式投資をしている人ならば知っている人も多いかもしれません。この記事『ローソク足の読み方・書き方を伝授!FX・株で投資家心理を読み取ろう』では、これからFXや株式投資をはじめとした相場を学ぶ人を対象として、ローソク足の基本を伝授します。この記事を読んでから実際の相場をみると、ローソク足だけでどのような相場であるのかがわかることと思います。なお、ローソク足の”基本”については、以下のページも併せてご覧ください。順次コンテンツを充実させていく予定です。
ローソク足の読み方
この項目では、まずローソク足の読み方を学びます。以下の図のようにボックスのようなもので描かれたものをローソク足といいます。これはその形状がろうそく(キャンドル)に似ていることから命名されたものであり、江戸時代に出羽国の本間宗久が発案したともいわれています。このローソク足を利用することで、相場中での投資家心理を読み取ることができます。
ローソク足は、『始値』『終値』『高値』『低値』の4つの値から構成されます。『始値』と『終値』の間は、実体といわれ、ボックスで表されます。『始値』>『終値』のときに陰線と呼ばれ、『始値』<『終値』のときに陽線と呼ばれます。『始値』『終値』のうち高いほうと『高値』までの間は直線で表されており、上ヒゲと呼ばれます。『始値』『終値』のうち低いほうと『低値』までの間は直線で表されており、下ヒゲと呼ばれます。
ローソク足の書き方
この項目では、まずローソク足の書き方を学びます。たとえば、以下のような株価チャートがあるとします(例:クルーズ[2138])。そのザラ場での『始値』『終値』『高値』『低値』を全てプロットします。この相場では、『高値』から『低値』まで株価が推移していますので、その2点を直線で結びます。『始値』『終値』の間をボックスで囲います。このとき、前述のように、『始値』>『終値』のときは陰線なので、黒色で塗りつぶします。『始値』<『終値』のときは陽線なので、そのままで大丈夫です。 なお、これらの作業を5分間の相場で書き起こしたものを『5分足』、1日の相場で書き起こしたものを『日足』、1週間の相場では『週足』、1か月の相場では『月足』といわれていますが、ローソク足の読み方や書き方は全く同じです。
(出典:http://www.nikkei.com/markets/chart/)