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任天堂、スマホ向けのポケモンGO全世界配信で株価暴騰!今後どこまで上がるのか!?


任天堂

任天堂、ポケモンGOを世界配信

ポケモンGO、社会現象に!?

2016年7月6日、『任天堂[7974]』は、スマホアプリとしては初めての『ポケモン』シリーズとなる『ポケモンGO』をアメリカ・ニュージーランド・オーストラリア向けに先行配信しました。この『ポケモンGO』は、配信からわずか5日にも関わらず、全世界で750万を超えるダウンロードを記録しています。さらに、ダウンロードしたプレイヤーの6割以上が毎日『ポケモンGO』にアクセスしているというデータもあるようですね。特に、アメリカでは、路上で『ポケモンGO』をプレイする人々が続出し、もはや社会現象とも言える光景が広がっています。なお、日本をはじめとした他の国々での配信日はまだ未定ではありますが、インターネット上には9月あたりに配信がされるとのウワサもあるようです。


ポケモンGOという新しい戦略

『任天堂[7974]』は、おそらく多くの投資家が知っているように、これまで強みとしてきた家庭用ゲーム機とその専用ソフトウェアの開発・販売だけではなく、以前からスマホ市場に正式に参入することを明らかにしてきました。そのこともあり、今年には、『任天堂[7974]』初のスマホアプリとなった『Miitomo』を配信しました。このスマホアプリ『Miitomo』は、大ヒットした一方で、『任天堂[7974]』の大きな戦力である『スーパーマリオ』シリーズ関連のものではないことから、当時は一部の投資家には大きな失望感を抱かせていました。

しかし、今後は、この『ポケモンGO』の配信をはじめとして、『任天堂[7974]』の強力なタイトルラインアップやブランド力から、大きな期待をもつ投資家も多いのではないでしょうか?ちなみに、この『任天堂[7974]』タイトルのスマホ市場向けの配信は、今は亡き前社長にして、『ニンテンドーDS』や『Wii』で直感的な新しい遊び方の提案、また最近では『アミーボ』と言われるフィギュアを用いたゲームに連動する遊び方の提案などにより、ライトユーザーをうまく取り込むことで、『任天堂[7974]』を大きく成長させた岩田聡さん最後の経営戦略であったともウワサされています。『任天堂[7974]』の経営に関しては、以下の記事も併せてご覧ください。

任天堂スマホアプリ参入、2015年9月中間決算では5年ぶり営業黒字か
任天堂、スマホアプリ発表! 2015年10月28日、任天堂は、初のスマートフォン(以下、スマホ)向けのアプリ『Miitomo (ミートモ)』を来年2016年3...

株価への力強い反映

この『ポケモンGO』の世界配信を通して、『任天堂[7974]』の株価は大幅に上昇しています。株価は、1週間というわずか期間にも関わらず、15,000円から27,780円と3倍に迫る勢いを見せています。その株価の上昇の仕方は、東証1部上場銘柄というよりは、新興市場人気銘柄のようです。以下の株価チャートは、2016年7月15日現在のものです。それぞれの株価チャートは、日足 (2015/07/15 – 2016/07/15)と月足 (2006/07/01 – 2016/07/01)を示しています。


任天堂
【任天堂[7974]の株価チャート日足 (2015/07/15 – 2016/07/15)】


任天堂
【任天堂[7974]の株価チャート月足 (2006/07/01 – 2016/07/01)】

なお、著者は、この『任天堂[7974]』の株価暴騰は、長期的にはまだ初動の一部の可能性があると考えています。過去には、『ニンテンドーDS』や『Wii』の大ヒットを受けて、『任天堂[7974]』の株価は、2006年以降70,000円まで暴騰した経緯がありました。もちろん、これらの家庭用ゲーム機の大ヒットを超えられるかが、株価70,000円を超える一つの指標になりそうですね。しかし、スマホアプリとしては、『スーパーマリオ』シリーズなどの配信も期待されると思いますので、今後の『任天堂[7974]』の株価動向には注視しておきたいところです。

ポケモンシリーズとは

任天堂の看板タイトルの一つ

この『ポケモン』シリーズは、『スーパーマリオ』シリーズと同様に、『任天堂[7974]』の看板タイトルの一つとして広く知られています。この記事を読んでいる人も知らない人はいないほど周知性の高いタイトルではないでしょうか?この『ポケモン』シリーズは、RPG(ロール・プレイング・ゲーム)というジャンルにおいても、シリーズ累計売上本数という観点では、日本の国民的二大RPGとも言われている『ファイナルファンタジー』シリーズや『ドラゴンクエスト』シリーズを唯一凌駕するタイトルとも言えます。これらの累計売上本数に関しては、以下の記事にまとめていますので、興味のある人はぜひご覧ください。

売上本数から考えるRPG歴代シリーズおすすめランキング
累計売上本数上位=万人受け!? 皆さんは、普段どのようなジャンルのゲームをしていますか?ゲームのジャンルとしては、RPG、アクション、FPS(...

また、この『ポケモン』は、『任天堂[7974]』グループが開発・販売するTVゲームの世界だけにとどまらず、アニメ化、カードゲーム化、グッズ化など、あらゆる形態で販売されています。そのこともあり、普段『ポケモン』のゲームをしない人をも上手く巻き込み、今となっては、世界中の人々によく知られています。さらに、『ポケモン』は、ライトユーザーだけではなく、熱狂的なファンをも生み出す人気タイトルとなっています。

ポケモンGOとは

ポケモンGOとAR(拡張現実)

今回スマホ向けに新たに開発・配信された『ポケモンGO』とは、どのようなタイトルなのでしょうか?この記事では、その概要も併せて記載しています。以下の動画は、『ポケモン公式YouTubeチャンネル』が公式に公開している『ポケモンGO』の紹介映像です。『ポケモンGO』がどのようなコンセプトで開発されてきたのかがわかる映像になっています。

この『ポケモンGO』は、AR(拡張現実)を利用しており、実際の現実世界でポケモンをモンスターボールで収集するというシンプルでわかりやすいゲームです。しかし、AR(拡張現実)でポケモンができるというのは、『任天堂[7974]』のゲームとしても新しい提案であり、かつ実際にポケモンの世界に入り込んだ感覚を感じられるため、そのことが大きな注目を集めていると考えられます。そのため、上記のように、路上で『ポケモンGO』をプレイする人が後を絶たないわけです。

成長産業として注目されるAR(拡張現実)

このAR(拡張現実)は、今まさに注目を集めている技術領域でもあり、『任天堂[7974]』としては、タイムリーに新作タイトルを投入したとも言えます。AR(拡張現実)、VR(仮装現実)は、今後の成長産業として捉えられており、世界最大手の投資銀行ゴールドマン・サックスが市場規模を予想したことは大きな話題を呼びました。なお、AR(拡張現実)、VR(仮装現実)に関しては、その市場規模とともに、以下の記事にまとめています。

2016年はVR元年!PS向けなど新製品ぞくぞく登場
(出典: VRデバイスがいよいよ登場! 現地時間2016年3月15日、アメリカ・サンフランシスコで開催されたSCEプレスカンファレンスにて、...

まとめ

いかがでしょうか。スマホアプリへの参入というのは、ハードウェア事業を抱える『任天堂[7974]』にとっては、ひじょうに大きな決断です。今後の『任天堂[7974]』がどのような成長戦略を提示し、具体的にどのようなアプローチをとるのかは、継続的に気になることです。このスマホアプリももちろんですが、家庭用ゲーム機の今後はどのように考えているのか気になることは多くありますが、これらの事実を知ることができるのは、そう遠い未来ではないと思います。

参考

ポケモンGO | ついに始めましたよ!現実世界にポケモンがいるのが新鮮!雑感・感想のまとめ
これまでのポケモン歴 まず最初に、自分のポケモントレーナー歴を載せておきますね。どんな人がこの記事を書いているのかというスペックも大切ですから...
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